不妊の原因について。
こんにちは(*'ω'*)
不妊の原因は一言で言い表せるものじゃないと思いますが、今回は私が不妊になったであろう原因について書きたいと思います。
まず・・・・
当然、年齢ですよね。
今年39歳なので、いわゆる「出産適齢期」よりは年齢を重ねてしまっています。
妊娠率が低下する一方で、流産や染色体異常のリスクは上がっています。
ただ、40代でも出産されている方はたくさんいるし、年齢は・・・もう若返ることはできないので、あまり考えないようにしています。
そして、めちゃくちゃ冷え性。
冷えは自律神経の乱れから起こるそうで、手足の冷えによって血行不良が起こり、子宮の働きを弱めてしまうそうです。
これは通っている鍼灸院の先生に聞いたんですが、子宮の温度って足の温度よりも3度くらい低いらしいです。
冷え性でもともと足の温度が25~27度くらいしかないので、子宮は22~24度ということになります。
ちょっと寒いですよね、そりゃ赤ちゃんも寒くて居座れないですよね。
次に、黄体機能不全。
ちゃんと高温期と低温期に分かれているので、排卵はしてるのかな?というのがわかったのですが、高温期が短い。
低温期から高温期に上がる時も、すぱっと上がらなくて、ダラダラ上がったかと思ったら、突然ガクッと下がってまた上がったり、結果的に継続して高温期になっているのが10日もなかったりしました。
私が早めに病院に行こうと思ったのは、この基礎体温の高温期が短いことが気になったからでした。
そして、甲状腺機能低下症。
妊活相談に行った産婦人科で受けた血液検査でわかりました。
実際には、日常生活を送るには特に問題ないんだけど、妊娠を考えるとちょっと甲状腺刺激ホルモンが高い!ということでした。
甲状腺ホルモンの分泌量が少なくなると、脳みそが「甲状腺、もっと頑張れ!!」と、甲状腺を刺激するらしいです。
人間の体ってすごいなぁ~と感心しました。
あとは、ストレスだったり、ちょっと肥満気味だったり、細かい要因も色々あると思いますが、一番気がかりなのは、卵子の在庫です。
今でも、もうそろそろ尽きてしまうんじゃないかと、毎月不安で仕方ありません。
もちろん在庫が少ない=不妊ではなく、大事なのは「質」なので、少ないなりに質が良ければ当然妊娠する可能性はあるわけです。
ただ、在庫が少ないということは、閉経も早いということなので、妊娠できる可能性のある期間は短くなります。
私の場合は、卵子の減少に大きく影響することがありました。
22歳の時に癌が見つかりました。
若かったので進行も早く、希少癌だったことでなかなか見つからず、見つかった時には余命宣告されるほどでした。
ところが、奇跡が起きたと言って良いのか、良いドクターに出会い、家族の支えがあり、発見から1年で寛解状態になりました。
すべての治療が終わった後に、主治医に告げられたことは
「今後、妊娠は難しいかも知れない」
「仮に妊娠できたとしても、染色体異常で障害や奇形があるかも知れない」
でした。
若かったことと、かなり進行していたこととで、大量の抗がん剤治療を行いました。
抗ガン剤は癌の細胞分裂だけを止めてくれるものではなくて、体中のあらゆる細胞分裂をストップさせます。
副作用の代表的な脱毛がまさにこれですね。
当然、卵巣にストックされてる卵子にもその影響は及び、在庫処分の勢いで、卵子の在庫が減少し、残った在庫にも何かしらの影響が及んでいると思われます。
抗がん剤の副作用で、生理も止まってしまい、もう二度と生理も来ないかも知れないと言われていたのですが、それは治療終了から1年ほどで再開しました。
生理が始まったということは、妊娠できる可能性も復活したんじゃないかと喜びました。
障害や奇形の件に関しては、健常な方でも起こり得ることなので、可能性の問題であって、必ずではないことから、あまり気にしないことにしました。
社会復帰してからは仕事に没頭して、気づけば35歳でした。
35歳と言えば、もう高齢出産と言われる年齢で、一気に妊娠率が下がると言われる年齢ですよね。
ふと、普通の人でもそうなんだから、私の体だとどうなっているんだろう・・・と気になり、AMHを調べに行きました。
結果は、うろ覚えなのですが、おそらく1.5あるかないか・・・くらいでした。
「年齢でいうなら、40代前半」
「妊娠を考えるなら、この1年以内じゃないと、難しい」
「22歳の時の抗がん剤治療が大きく影響しているだろう」
「今であれば、若い適齢期の女性が抗がん剤治療をする場合、卵子の凍結を厚労省が推奨しているけど、当時はまだ倫理的に認められていなかったから、命を助けるためには仕方のない選択だった」
「ただ、在庫が少ない=妊娠しないわけではないから、質が大事」
とドクターに言われました。
なんとなくわかっていたとは言えショックだったのと、当時まだ独身で、特定のパートナーもいなかったので、1年以内というリミットに絶望しました。
その少し後だったと思うのですが、同じ病気で20代に抗がん剤治療した女性が、治療前に凍結していた卵子を使って無事に妊娠出産したという記事を新聞で読みました。
そもそも私が病気になった当時の医学で、卵子の凍結やその卵子を使った妊娠が不可能だったなら納得できたのですが、今ほどの技術がなくてもできていたなら、どうして当時からこの方法を推奨してくれていなかったのかと悔しい思いもしました。
もちろん倫理的にというのも、なんとなくわかるような気がしますが、それにしても、推奨されるまでに10年以上を要してしまうのは、長いなぁ~と思いました。
その間に、私と同じ思いをした人もたくさんいただろうと思います。
それから旦那さんと出会い結婚するまでに3年を要してしまい、38歳に妊活を始めることになりました。
もちろん旦那さんには全てのことを話し、2人で一緒に乗り越えていこうと、最初から2人で病院に行き、今でもできる限り病院には2人で行くようにしています。
38歳で妊活を始めた時、再びAMHを調べました。
35歳の時に1.5くらいだったから、もう1.0を下回っているかも知れないと、恐怖でした。
結果はおよそ1.1
思ったよりはありましたが、それでも年齢に当てはめると40代半ばくらいです。
なかなか厳しいなぁと思いました。
ただ、何度も言うように、在庫少ない=妊娠しないのではないので、少ないんだったら、残り少ない卵の質を上げるしかない!と、今は気持ちを切り替えています。
不妊治療の結果的には化学流産を繰り返していますが、医療の力を借りれば、受精して着床することまではできているので、あとはその受精卵がしっかり着床を継続できるように子宮の状態を整えることと、受精卵が育つように卵自体の質を上げてあげることを頑張れば、まだ希望はあるんじゃないかと思っています。
それでも化学流産後のお休み周期など、何もできない周期があると、この瞬間にも卵は減ってるんだと、焦って不安にはなってしまいますが(~_~;)
不妊の原因になっている黄体機能不全や甲状腺機能低下症はお薬でカバーできているので、その他に 「質」を上げるために何を努力してるのかっていうことですが、私が妊活のために始めたこと(冷え性対策など)を、次回以降で書いていけたらいいなと思います。
今回もご覧いただきありがとうございました(*'ω'*)