この1年の妊活成績(後編)
この1年ちょっとの妊活の結果をザックリ書くつもりが、そこそこ書いてしまって、長引いてます(笑)
今回はその続きです。
化学流産からお休み周期を挟んで、4回目の採卵は2019年5月でした。
今回もホルモン値がちょっと良さそうなので、前回と同じマイルド法+中刺激程度の注射で排卵誘発をしました。
やっぱりフェリング打つと、異常に眠いです・・・。
先生には関係ないって言われますけど、私は絶対関係あると思います(笑)
今回も3個採卵成功です。
3回目の移植は、その3日後でした。
3個ともダメだったらどうしようって、相変わらず診察室前でソワソワしていました。
今回も顕微授精。
今回から新しい機械を使うことになったそうで、今までのものよりも、受精の可能性が上がる期待が持てるとのことでした。
結果は3個とも受精していて、しかも全部一番良いグレード。
培養士さんにも、なかなかこれだけ全部良い状態って珍しいですよって言われ、ウキウキで移植にのぞみましたが、相変わらず子宮が右側にあるせいで、ガイドがなかなか入らなくて痛かったです。
今回は初めて2個移植しました。
残りの1個は胚盤胞まで培養することになりましたが、後日途中で成長が止まってしまい、培養中止となりました。
グレードが良くても、胚盤胞まで育つわけではないんですね・・・。
3回目の移植の結果は、化学流産でした。
しかも今回は、血液検査の結果から、着床して少しは育ったようでした。
またかぁ・・・・・
吐く息と一緒に魂抜けそうでした。
先生に「これはどうしようもないんですよね」って声を振り絞って言ってみると
「着床前診断というものがあって、あらかじめタマゴを選別することになるから、化学流産の可能性は低くなるけど、胚盤胞まで育ったタマゴが必要だし、まだまだそれほど精度も高くない上に、検査料も1個当たりだいたい9万円くらいかかるので、おすすめはしていません。それよりは根気よく続ける方が良いと思います」
と言われました。
また、
「一人の赤ちゃんを授かるのに、20個程度のタマゴが必要だと言われています。
まだ10個程度なので、これから可能性はあると思います」
とも言われました。
少しだけ救われた気がしました。
と同時に、20個に達成した時、どんな気持ちになるんだろうと、不安にもなりました。
通院も結構突然「明後日来てください」とか言われるし、仕事そんなに急に休めないけど、今何が大事なんだろうかと考えました。
仕事は自分がやりたかったことをできていて、毎日楽しかったんですが、やっぱり不妊治療と一緒に続けていくのは限界かなぁと思いました。
もちろん、私の友人にも働きながら不妊治療して妊娠に至った人はいますが、色んなことのバランスが取れなくなってしまう前に、退職することを決心しました。
お休み周期を挟んで、5回目の採卵は2019年7月でした。
今回は血液検査の結果があまり良くなくて、マイルド法+ちょっとだけ注射という方法になりました。
しかし、日に日にお腹がパンパンになっていく感じが・・・・。
エコーでは7個も卵胞が見えていました。
強い刺激でも5個しかできなかったのに、いったい何事?!と、ソワソワしましたが、ものすごい期待しました。
が、結果は2個しか採れませんでした。
5個はからっぽだったということです。
ショックでした、1個もないよりは全然良いけど、もう少し取れるかと期待した分、落ち込みました。
今回も顕微授精でしたが、結局2個のうち1個は未熟卵で受精せず、残り1個だけがグレード1で無事に受精したものの、卵巣が腫れてしまい、この周期では移植しないことになりました。
4回目の移植は、2019年8月・・・・の予定でした。
いつも通り、生理2日目から、お腹にエストラーナテープを貼り、移植の日を心待ちにしていました。
ところが、移植の3日ほど前に、急に出血しだし、徐々に出血量が増え、まるで普通に生理が始まった感じでした。
病院に行き診てもらうと、何らかの変化が体に起きて、内膜が剥がれてきているとのことでした。
エストラーナテープを貼り忘れるとこうなることが多いらしいんですが、私は1日も1枚も貼り忘れていなかったので、結局原因もわからないままです。
残念ながら、今回の移植は延期となり、リセットすることになりました。
ここまでが、この1年ちょっとの結果です。
ちなみにここまでで、不妊治療へのお支払い金額
2,564,971円
すごい金額ですよね・・・・。
もちろん助成金申請しました。
3回分頂きましたが、初回のみ30万円、それ以降は15万円(治療内容により金額は異なりますが、マックス15万円)です。
全然足りないですよねぇ・・・。
しかも6回までしかもらえないので、あと3回で終わりです。